日之本元極の修練を始めて、
自分の手や身体が 勝手に動き出し
指圧、整体、マッサージして 癒してくれる。
という
不思議な不思議な 体験談をご紹介します。
ご自身の手は、
ご自身の意志では動かないそうです。
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五月の立夏特別講座に参加して、
伝訣講座、画訣講座を受講しました。
(労宮からエネルギーを出せるようになる外気功の講座のこと)
約1000㌔キロほどの道のりを車で移動して、
自宅に戻ったその翌日から、
私の不思議な体験が始まりました。
私の不思議な体験の一部分をお知らせします。
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ある日のことです。
真言密教の本を読もうとしたら、
なぜか大日如来のページを開来たくなりました。
そして、そのページを開いたまま、
百会に押し当ててそのまましばらくじっとしていました。
それからしばらくの後、
本を閉じて本のヘリで頭の百会のところをトントントントンと叩くのです。
まるで「開かない百会を押し開けるように…。」
まるで、「本のページの内容を頭の中にたたき込むかのように…」
また、ある日には
金峯蔵王権現のページを見開いて、
同じように頭の上(百会)に押しつけたこともありました。
実は、私の兄が
「自分の意志とは関係なく身体が動き出す。」という体験を
先んじて経験しておりました。
兄に引き続き、自分の身にも起きたことは大変な驚きでしたが、
比較的落ち着いて受け入れることができました。
目の当たりにした兄の身体の動きと比べると、
私の動きはもっと大きくて「カンフー」のような感じがします。
身体をもむ、押す、擦る、関節を回転させる、
ということは同じように起きたのですが、
私に特徴的だったのは、
首の調整のための前転の回転でした。
首を右に大きく傾けた状態で、前転運動をする(させられる・勝手に身体が動く)のです。
こんな格好で、前転すると首が折れてしまうんじゃないのかな?と
不安な気持ちで、動くまま、動かされるままに身体をゆだねておりましたが、
誰かがしっかりと首をささえ、身体を持ち上げてくれて、軽々と回転しました。
何度も何度も方向を変えながら前転運動は続きました。
あまり広くはない部屋に、座卓が置かれていましたが、
決してぶつかることなく、安全が守られて前転の回転運動が続きました。
前転が終わると、身体には心地の良い疲労感がありました。
首は痛くはありません。
首も肩も調整されているのでしょう、軽くなった感じがしました。
つづく