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コメントを頂きました。
入門講座を受けました。
修練を頑張ろうと思っています。
けれども、いつも眠くなってしまいます。
立ったまま寝てしまい 倒れそうになったこともあります。
さらに、静功はもっと眠いです。
何か良い方法はないものでしょうか?
そこで、カメ爺先生のブログを ご紹介します。
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新宮修練舎で、
暫く前にスタッフや修練者を叱ったことがあります。
あくまで叱ったのであって、怒ったのでもシカトしたのでもありません。
怒るのは、自分の感情を相手にぶつけることで、相手の成長とか向上を考えてのことでもありません。
シカトは、無視するだけで、これまた相手のことを考えてのことではありません。
私のいつもの癖で脱線してしまいますが、シカトの語源をご存じですか?

本当は「鹿十」と書き、「しかとう」と言うのが正解。花札から派生した言葉です。今時花札なんて、見たこともない人が殆どかもしれませんね。
TVゲーム機のメーカー任天堂は、その昔、花札を作るのが本業だったんですよ。

***語源由来辞典から**
シカトは、花札の十月の絵柄「鹿の十(しかのとお)」が略された語。
十月の札は、鹿が横を向いた絵柄であるため、
そっぽを向くことや無視することを「シカトする」言うようになった。
警視庁刑事部による『警察隠語類集』(1956年)には、
「しかとう とぼける。花札のモミヂの鹿は十でありその鹿が横を向いているところから」とあり、
この頃はまだ「シカト」ではなく「しかとう」で、
賭博師の隠語であったことがわかる。
その数年後には、不良少年の間で使われ、「しかとう」から「シカト」に変化している。
やがて、一般の若者にも「シカト」は使用されるようになった。
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さて漸く本題に戻り、何故私が叱ったかというと、修練中に何人もの者が寝ていたからです。
どんなときに寝るか・・・・・静功や、手当法など座って目をつむる功法は勿論、

立ってする動功でも、立ったまま寝てしまう人まで居ます。

寝れば、どの功法でも、勿論姿勢は悪くなるし、

念訣などもしていないのですから、効果はほぼゼロになってしまいます。

集中力を持続することが出来ないことと、

高い三元エネルギーに身体が耐えられないということもあります。

しかし、そういった人々には、修練への心構えがしっかりしていないことが多いのです。

常に楽をして効果を得ようという気持ちが働いています。

なるべく楽な姿勢の功法を選んでしようとしています。
静功や、手当法に寝る人が多いのは、寝るべくして選択されているからです。
それでも、あなたは「眠ってしまうんだから、しょうがないじゃない。」と、言われるでしょう。
それでは、どうしたら寝ないで修練出来るようになるのでしょうか?
集中力が続かないのですから、続くように工夫するしか有りません。
1 立って大きく動く功法をなるべく選ぶ
こうした人達は、大きなエネルギー量に身体が慣れていなくて耐えられないということもありますから、

エネルギー量に身体が慣れるまで、ある程度身体を動かすような功法を選んですることです。

例えば、生気功、生光功、めぐりみ・めぐりき 等です。

そして、按摩法も手当法も立ってやりなさい。

2 念訣を強める
このような修練者は、寝ている時は勿論、寝る前から録音教材に頼り切り、念訣をしていないか、弱いことが多いものです。

再生される功訣や十二字真言を、
ただ聞くだけで動作するのではなく、

必ずご自分でも強い意識で黙念することです。

すぐ黙念出来なくなってしまう方は、

慣れるまで小さな声でも良いですから、
声念(声に出して念ずること)するようにします。
3 しっかり目を開けて修練する
目をつむって修練すれば、当然のことながら、寝てしまい易くなります。

どうしても目を閉じて修練しなければならない功法は、静功と手当法の肝臓の所だけです。

その他の功法の時は、しっかりと目を開け、
正面のもとつきわみ図の皇極を見つめて修練して下さい。
4 常に姿勢を正しく保つ
姿勢が崩れると、効果が落ちるだけではなく、精神的にもだらけてしまいます。
当然のごとく眠くなるのです。

ですから、立ってやるにせよ、座って行うにせよ、
正しい姿勢を崩さないよう、常に自分を見張っています。
少しでも崩れたと思えば、修正します。
この緊張感が集中力を持続させます。

5 夜寝る前に修練するより、早朝に起きて修練するようにする
一日のうちで、一番肉体的にも、精神的にも疲れている時を避け、早朝の清々しい邪魔されない時間帯を選んで修練すれば、
一日爽快に仕事や、勉学に励むことが可能です。
起きたばかりに眠くなることもないでしょう。
それには、夜サッサと寝ることです。
こうした対策も必要ですが、一番は「修練をしっかりやろう」という固い決心にあります。

そして信心。効果を固く信じて疑わない気持ち。
この二つの心が、恒心・続ける心を育てます。

決心、信心、恒心。
これらを中国では気功のような見えないものの効果を上げる為の基礎として、
「三心」と言い、永く大切にしてきています。
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