自閉症

食べるようになっては元に戻るの繰り返し。

ハッキリ言って、気功をやる以前よりも酷い気がする。

何でだろう?

他の問題(言葉やコミュニケーション)は、行ったり来たりを繰り返しても
右肩上がりに改善は感じられました。

どーして偏食は変わらないのか?

色々考えましたが、答えは出ませんでした。

「偏食だけ良くならない!」と、
日之本元極の先生方に愚痴る事はありましたが
他の問題点が改善していたので
気功の効果を疑う事はありませんでした。

一体何回行ったり来たりを繰り返したでしょうか?

治療を開始してから1年半。
またまた偏食の酷い時期がやって来ました。

これまで食べれないなら仕方ないと
食べられる物を用意してあげていましたが
それはお金もかかるし、手間でした。

改善が見られないないなら
「慣らして」行くしかないと思いました。

可哀想だったし、食べさせる方も苦痛だったけれど
「嫌いなものも必ずひと口食べる」というルールを作りました。

必死で、時には泣きながら
時にはお茶で流し込みながら
息子は毎日「ノルマ」をこなして行きました。

それが「邪気」を出す行為だったのか?

徐々に偏食は良くなって行きました。
「え~こんなものまで食べれるんだ!」と
ビックリするくらい食べられる食材も増えました。

私の作った料理も抵抗なしで食べてくれるようになりました。
「ママはお料理上手だね」と言ってくれます。

またきっといつものように、元に戻るのだろうと
今か今かと構えていましたが

かれこれ半年以上、よく食べています。

少しずつ好みも変わって来て
甘いお菓子命!だったのに
「チョコはいらな~い」と言ったり
食感が苦手だった大福餅が大好きになったり

今まで偏っていた食生活を取り戻すかのように
色々な味を求めています。

あの息子が「納豆ご飯」をおいしそうに食べています。

一緒に餃子を作ったり
お好み焼きを作ったり

我が家にも「食育」が上陸しました。

無理して食べさせた事が有効だったのか
たまたま治まる時期が来たのかは
今でも分かりませんが
ようやく偏食との戦いは一段落しました。

まだ、嫌いなものはたくさんありますから
少しずつでも「おいしい」と思えるものを増やしてもらいたいです。

何でも食べる!...って優等生でなくていいんです。

「おいしいな」ってたくさん感じて欲しい。
食べる事が楽しいと思って欲しい。

気功治療はなかなか道のりが大変ですが
息子はどんどん生きやすくなっています。

「楽しい」「嬉しい」そんな毎日が
これからもずっと続きますように...。

お地蔵様は、子供を見守ってくださる神様です。

不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室 地蔵

自閉症

心身共鳴神法を受けて4ヶ月が過ぎた頃。

今まで以上に偏食が酷くなりました。
「これくらい食べてよ~」ってものまで
見るといや~~~な顔をして

「食べたくない、まずそう」と。

「お腹ぺっこぺこ!」と言っていたのに
私が出した食事を見ると
「お腹いっぱい!」と、逃げる。

むかーっときて、無理やり食べさせると

「ひゃー」と、苦しそうに泣きわめく。
これはちょっと尋常じゃない。
息子はすごく不快そう。

多分、息子は「味覚」と「食感」が普通の人と違うのでしょう。
それがこの時、好転反応によって
より酷くなっていたのでしょう...。

そしてきっと「視覚」も違ったのでしょうね。
だって、ご飯を「見る」なり不快な顔をするのですから。

そんな好転反応がしばらく続いた後、
ビックリするくらいに色々食べるようになりました。

私は毎日「今日はこれを食べさせてみようかな?」と
少しずつ新しい食材に、メニューに挑戦してみました。
料理本も買いました。
まるで新妻サンです。

息子は相変わらず野菜は嫌いましたが
マヨネーズで和えたり、フライにしたりすれば
食べるようになりました。

まだまだ嫌いなものがたくさんありましたが
パパもビックリするくらいに
色んなものを食べるようになりました。

偏食に勝った!

そう思いました。

が。

2ヶ月後、何かの拍子に
またまた「偏食王子」に戻ってしまったのです。

しばらく偏食が続き、また徐々に食べるようになって行く...。

この繰り返しでした。

何度も同じ所をぐるぐる回っている様な感じでした。

不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室 なら

自閉症

日之本元極に息子を連れて
初めて来たのは、息子が3歳の時でした。

当時は偏食よりも言葉が伸びないので困っていましたし
偏食を「ただの好き嫌い」だと思い込んでいた私は
カメ仙人先生にもこの事を伝えませんでした。

意外と偏食気味の子が周りにたくさんいて
「白米しか食べない」とか
「野菜は食べた事がない」とか
息子の「仲間」がいっぱいいたので
それほど珍しい事だと思っていませんでした。

(でも、よくよく皆の話を聞くと
息子の「好き嫌い」はちょっと酷過ぎるとは思いましたが)

日之本元極で治療を初めてしばらく経って
発達障碍の本とかHPとか見ていて

「あ~...息子も『ひどい偏食』ってやつかあ~」と

ようやく気が付いたのでした。

カメ仙人先生やbabatanuki先生は
「気功治療を受けていれば、偏食で健康を害する事はありませんよ。
食べたいものを食べさせたらいいですよ」
と、おっしゃったので、レトルトや外食に罪悪感はなくなりましたが
やっぱり母親として「おふくろの味」を知って欲しい気持ちは消えませんでした。

気功治療を初めて言葉や興味はすぐに変わっていましたが
偏食に変化が出始めたのは4ヶ月を過ぎた頃からでした。

それから1年ちょっとの間
私は「偏食」と取っ組み合いの戦いを続けました。

不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室 矢田寺

自閉症

2歳を過ぎると偏食はどんどん酷くなりました。

ご飯に何かを混ぜると食べませんでしたので
チャーハンや炊き込みご飯はダメ。

野菜炒めみたいなものもダメ。

みそ汁もダメ。

うどんやラーメンは好きでしたが、具を入れるとダメ。

カレーライスやハンバーグが好きだったので
野菜をたっぷり入れて食べさせていました。
でも段々、カレーに色々具が入っていると
嫌がって食べなくなりました。
ハンバーグもちょっとでも形がいびつだったり
お豆腐を入れたりして柔らかくなると
全く食べてくれなくなりました。

一時期、野菜ポタージュを作ると喜んで食べたので
色んな野菜で作っては飲ませていました。
ご飯にかけたりして、大喜びで食べていたのですが
それもある日突然、嫌がるようになりました。

2歳後半になるともうお手上げでした。
無理やり食べさせたことは数え切れず。
でも、食べないのです。
食事を出すとイヤそうな顔をするのです。

レトルト食品とか、お弁当とか
ふりかけご飯とか、冷凍食品とか
そんなのばかり食べさせていました。

外食やレトルト食品は比較的良く食べるので
同じメニューを家で似せて作るのですが
何故か私が作るものは食べませんでした。

おばあちゃんに預けると、不思議と魚でも何でも食べていました。
でも、私も一緒にいると例えおばあちゃんのご飯でも
息子は家にいる時のように、食べませんでした。

とうとう、私が作ったものを息子の目の前に出す時
私は動悸がするようになりました。

食事の支度の事を考えるだけで憂鬱な毎日でした。

私は料理がそこまで(子供が嫌がる程)下手ではないと思います。
どうして我が子から自分の手料理をここまで拒否されるのか?

偏食以外にも問題が盛りだくさんだった子なので
3歳近くになると

「一体この子はどこまで私を苦しめるのだろう?」

そんな思いが沸いてきて
1日1日が本当に辛くて辛くて
これからどうなっちゃうのだろう?と
不安な毎日を送っていました。

不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室 寺

自閉症

離乳食は何でも良く食べて順調でしたが
いきなり1歳半を過ぎた頃に
それまで喜んで食べていたものを 殆ど拒否するようになりました。

野菜中心のあっさりとした和食が大好きだった息子が
お芋も 青菜のお浸しも おみそ汁も お魚も 
全く食べなくなりました。

洋風のカレーライスやウィンナー
シチューに焼きそば、ラーメン...ラーメン

当時チラホラと聞くようになった

「食育」

とは、かけ離れたメニューを好むようになりました。

「好みが出てきたんだなあ~ 味覚が完成されたのかな?」
「やっぱり子供はジャンクな味が好きなんだなー」

そんな感じで、それ程不思議に思わなかったのですが

そう言えば「おいししょう~」とか言ってるのに
全くその食事に手をつけないって事もありました。
(今思えば変ですね)

突然「好き嫌い」が始まったので
色々な所で相談しましたが
当時私が体調が悪くて、息子を預けがちだったので

「息子くんはお母さんの変化に敏感になっているのでしょう」

...と、私のせいにされたのでしたー...。

これが自閉傾向の「偏食」 ナイフとフォーク とは思わずに
私自身も結構好き嫌いがあったので
「似ちゃったな~」と、のん気に構えていました。

「偏食物語」の始まりとは知らずに...。

不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室 なら

自閉症

前回の記事のように、傍から見ると

「こだわり?」

と、焦るくらい、ひたすら
同じ事を繰り返しては「ある時」が来たら止む。

そんな事が繰り返されてきました。

同じ事ばかりやられると、親として
「他に興味を逸らせた方が...」と思い

家の中で何やらやり続ける息子に
「公園に行こう!買い物に行こう」と誘っても

「イヤー」と、言う事を聞かなかったし
無理やり連れ出しても 良い結果は得られませんでした。

同じ事をやり続ける息子を見ていると
身体が、脳が その行為を欲しているように見えてきました。

何故なら、前の記事に書いたように
公園で難しい遊具にこだわり続けた後は
とっても運動神経が伸びた訳だし。

工作をやり続けた後は
手先が器用になった訳だし。

普通は色んな事をバランスよく経験しながら
バランス良く発達していくのでしょうが

凹凸があり、早く同年と追いつかなければならない息子には
こうした「一点集中型」の訓練が 効率が良いのだと思います。

私は息子の発達が 定型から逸れてしまってから
色んな本を読んだりして、一般的な子育てや早期教育

発達を促す療育方法などを ざっと一通り知識として得ました。
でも、息子に実践しているのは何もありません。

正直言って、気功の修練や日常生活に追われて
療育らしい事をしてあげる余裕がないのです。

それがずっと気がかりというか、負い目に感じていました。

でも、どうやら息子は
自分でその時々に応じたピッタリの療育メニューを
自分でちゃんと分かっていて、習得するまで遊びながら訓練しているようなのです。

こんな事まで可能なんて、元極気功って本当にすごいです。

今日も息子は幼稚園から帰るなり「療育」に励んでいます。


不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室 仁王


自閉症

【 その 4 】

日之本元極で治療を始めてから
息子は良くなりながらも

「何で…これをし続けるの? 新しいこだわり?」

...と、考え込むような行為を繰り返してきました。

印象深い例を順番に挙げて行きますと...

4.外で遊ぶのを嫌がり、ひたすら家の中で工作をする。

新聞のチラシや折り紙などで、
工作に熱中している時期がありました。

家がとっても散らかりましたが、付き合うのも、見ているのも
なかなか楽しい遊びでしたので、ストレスなく、見守れました。

セロテープやのり、ハサミの使い方を覚えました。

つづく

不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室 水

自閉症

【 その3 】

息子の変化の

印象深い例を順番に挙げて行きますと...

3.公園にばかり 行きたがる。

とにかく「公園に行こう!」という時期がありました。
外で色んな遊具で遊びたいと、遊具の充実した公園に行きたがりました。

もともと公園は好きでしたが、滑り台しか興味がありませんでした。
それが、いろんな遊具に挑戦し出したのです。

困った事に、挑戦するのはいいのですが、
出来ないので(怖いのと、技術も未熟だった)
諦めればいのですが、
どうしてもやり遂げると言い張り、大声で泣きながらやるのです。

「泣くなら止めなさい」と、どんなに止めても聞きません。
傍から見れば「無理やり親がやらせている」様に見えたでしょう。

この時期、とても運動神経が伸び、三輪車さえ乗れなかったのに
ペダルを漕ぐ事を覚えて、補助輪付きの自転車に乗れるようになりました。

不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室 五重塔

自閉症

【 その2 】

日之本元極で治療を始めてから
息子は良くなりながらも

「何で…これをし続けるの? 新しいこだわり?」

...と、考え込むような行為を繰り返してきました。

印象深い例を順番に挙げて行きますと...

2.人と関わりたがる。

人には全く興味がありませんでした。
母親でさえ、数日いなくても(病気で入院した事があります)平気でした。

知らない人から近寄られると逃げまくっていました。
そんな息子が急にお友達と関わりたがるようになりました。

幼稚園でも知ってる子ならニコニコしながら近寄って行き
不器用ながらも一緒に遊ぼうと必死でした。

まるで、それまで人と関わらなかった時期を埋めるかのように
これまた見ている私が「大丈夫かな?」と、痛々しくなるくらいに

避けられようが、引かれようが(とても積極的だったので)
一生懸命にお友達と遊びました。

これは数カ月で終わり、今度は人との関わり方が上達したものの、
積極さや「関わりたいと思う気持ち」が一気に減退してしまいました。

様々な経過を辿り、現在でも息子の一番の課題となっています。

つづく

不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室 奈良県

自閉症

【 その1 】

日之本元極で治療を始めてから
息子は良くなりながらも

「何で…これをし続けるの? 新しいこだわり?」

...と、考え込むような行為を繰り返してきました。

印象深い例を順番に挙げて行きますと...

1.テレビのリモコンを絶え間なくかえ続ける。

それも、立ち上がったまま、チャンネルがかわる度に
それに呼応しているかのように、動き回りながら
目はテレビから離れませんでした。

これは、今思えば脳が新しく動き出して、
脳全体が上手く調和しないために
興奮状態(?)になり、
それをリモコンをかえ続ける(映像が変わり続ける)
事によって、それを静めていたのだと思います。

ただ、傍にいる親は
相当な理解と我慢強さがないと辛いです。
テレビの画像がひっきりなしにかわるし、
奇妙な動きをし続ける我が子が
見ていて痛々しかったです。

不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室 神社