毎月1回、定期的に打ち合わせをしている方がいます。
仕事を手伝ってくださっている Mさんです。
するどい観察力のMさんは、
1ヶ月ぶりに出会った先日のこと
「あれ?なんだか 変わりましたよね?」
「どうしたんですか?」と質問が飛びました。
私はすかさず、
「きれいになったでしょ!」と 同意を求めたのですが
彼は、笑うばかりで、その話題には触れずに
「どうしたんですか?」と同じ質問を繰り返したので
「いいことがあったの!」と冗談を言って済ませました。
この時、私には最悪な出来事が起きたばかりだったので
気晴らしのために ちょっと きれいに!していたのです。
化粧をしてみたり、服装を気にかけてみたり。
輝くことで、この危機を乗り越えようとしていたのです。
辛い時ほど、どうしようもない出来事が起きた時ほど
元気を出して頑張って、気晴らしによって輝いてみよう。
と考えてのことです。
悲しいので泣いてもみましたが、泣いても気持ちは晴れません。
愚痴を言っても腹立たしいだけです。
沈んだり、落ち込んでいる暇は、ありません。
不満や文句が次々に湧き出てくるタイプなので、内観療法も私には適していました。
内観療法は、日本で発達した数少ない精神療法です。
私は、社会人一年生の時に、上司からはじめての研修場所として
奈良県の「内観道場」に行ったったことがあります。
自分が「~にしてもらったこと」について、見つめて思い出す方法です。
内観療法は http://www.synapse.ne.jp/~sein/T/T80.htm より一部抜粋
(1) 「してもらったこと」について内観をすると今まで自分一人の力で生きてきたつもりでいても、いかに多くの事をしてもらっていたかに気づかされる。それは内観者の対人関係において、大切に育てられ支えられてきた愛情体験の発見につながり、改めて自己の尊厳さを見出し、自己肯定感が得られる。しかし一方では他者にしてもらうことばかりの連続であったことに気づき、自己の依存性の強さや未熟さを自己像として認識させられる。こうして他者中心の知覚の仕方で見ていくと他者像の認知も大きく変化して、他者を共感的・肯定的に受け入れることができるようになる。その時、他者に対して感謝と償いの気持ちを抱かせるまでにいたる。
そして、やっぱり 修練です
我々、修練者は、いつでもどんなときでも
修練をして乗り越えるのが基本ですね。
「遊 歩 功」
物事をすっかり忘れて、サラにして再出発する時には最適です。
元極功法に携わっておられる神々様も応援してくださるので
忘れることに、拍車がかかります。エネルギーによって
元気になりつつ、気持ちを立て直すことが出来ます。
日本人は基本に「何でもかんでも水に流す精神」を持っていますから
邪気を吐き出して、新しく再生してやり直すことができます。
有名な女優の自殺によって
世の中は「可哀想」「どうして?」の連鎖ですが
どんな状況にあっても 自分を励まして生きるしか道はありません。
死の淵にありながらも 恐怖を感じるのでは無く
無心で修練を続けておられた方々に 思いをはせて
自分の意識を立て直して、新たな気持ちで頑張ります。
マイナス思考からは、マイナスの出来事しか起こりえません
ただいま、気持ちを奮い起こしています。