日之本元極の修練を始めて、1年2ヶ月が経過しました。
この間に、私の体重はマイナス18キロ。
インシュリンは一日の合計88単位の自己注射から、全く打たなくなって「ゼロ」に。
血糖値は食後の一番高いときでも200以上になることはありません。
これまでの回復の歩みを皆さんにもご紹介したいと思います。
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今から、2年前の平成20年の夏に、
たまたま受けた健康診断で 重症の糖尿病と診断されました。
その時に、二週間の「学習入院」をしました。
詳しい検査と 今後の生活、病気の学習をするためです。
その当時のインシュリンの処方は、
朝(26)
昼(10)
夕(24)
眠前(28) 一日の合計88単位を
処方されて自己注射していました。
当時のヘモグロビンA1Cは10.5(正常値は5.8)、
空腹時の血糖値が300 という値でしたから、極めて重症の糖尿病でした。
糖の負荷試験に至っては、危険性が高いから出来ない。
と医師が慎重になるほど、重症の糖尿病だと宣告されました。
私が糖尿病だと判った時に、
医師からは内服薬ではなく インシュリンの注射を勧められました。
また、私自身もインシュリンを選択しました。
それは、将来的に子供を妊娠した時
「内服薬の方が危険性が高い。」 と聞いたからです。
入院生活で学んだとおりに、
食事に十分に気をつけて生活をしましたし、
インシュリンも定められた量を打っていました。
血糖値は次第にコントロール出来てきたのですが、
なぜか 体重がどんどん増えていくのです。
カロリー計算上で指示されている1400㌔カロリの
食事の量なのに、体重は増え続ける一方で減ることがありません。
ヘモグロビンA1Cも安定しないので、病院に受診の度に、
インシュリンの処方量が増えていきました。
医師の指示の通りにしているのに、
体重が増え続け、血糖値も不安定。
どうすればいいのだろうと、迷っていたその頃に、
「酵素栄養学」の先生に出会ったのです。
つづく