大ババタヌキは
昨日の 錬功会の時に カメ仙人の貫頂を受けました。
「腰が痛くて 歩けませんねん」 と 泣く泣く 強く訴えたので
カメ仙人は 慈悲の心で
腰周辺 腎臓辺りに 手をあててエネルギーを補給してくださったのです。
カメ仙人が 大ババタヌキの腰に 手を当ててくださった
その瞬間 大ババタヌキは 「あつっ 」と 小さな声を上あげて
身体を バタばたと 動かしておりました。
それで 終了後に 「どないしたん」と 私が聞きましたら
「あつい あつい」
「先生の手は やいと のように 温かったぁ~」
「やいとほど あつい手って どんだけ 温いのかなぁ」
「手から 火が吹き出てるんと 違うかな」
と 大変不思議がって おりました。
やいと とは お灸のことです。
大阪では 腰に2つ 親指大の 藻草を立てて やいとをする
人気の お寺がありました。
大ババタヌキは その熱い 灸が大好きで
腰が痛くなる度に 通っていたのです
もう 50年ほども 前のことです。