医師の指示の通りにしているのに、
体重が増え続け、血糖値も不安定。
どうすればいいのだろうと、迷っていたその頃に
「酵素栄養学」の先生に出会ったのです。
酵素栄養学の先生が言われたことは
「インシュリンは、脂肪をため込む性質があります。
体重が増える原因の一旦は、
インシュリンの投与量が多いことでしょうね。」
「出来れば、少しずつインシュリンを減らしなさい。
血糖値を測定しながら、食事に注意を払えばいいんです。」と
「酵素玄米食」を指導してくださいました。
私たちの身体は、
血糖値が上がれば自動的にインシュリンが出るような仕組があるそうです。
消化吸収の良い食品(白い色の食品::さとう・白米・麺類など)は、
急激に消化吸収される性質があるので、
血糖値が上がりやすいし、
しかも高血糖の状態が長い時間持続して下がりにくい。
一方、玄米は血糖値が上がりにくく下がりやすい性質があるそうです。
私の経験でも同じ結果でした。
白米と玄米を同じ量食べて血糖値を測ると
白米の方が長い時間(倍以上の時間)高血糖の状態が続きます。
また、空腹感があるので、
いつも何か食べたい気持ちに支配されてしまいます。
1食100㌘の白米を食べた時には、お腹がグーグー鳴っていて四六時中空腹の感じがしました。玄米の方は、腹持ちがよいので、空腹感があまりなく、結果的に間食が無くなりました。。
玄米酵素ご飯は、ビタミン、ミネラル、などを多く含むもので、
食物繊維も豊富と聞きました。
栄養価的には、不足するのではないかと心配されがちですが、白米を食べるよりもしっかりと、ほとんどの微量栄養素を摂ることが出来るそうです。
糖尿病だと、果物も制限されます。
果糖は血糖値を上げると病院ではいいますが、
食べるタイミングで血糖値は上がりません。
空腹時に果物を食べると血糖値はさほど上がりません。
逆に、食後に食べると血糖値はかなり高くなります。
酵素栄養学の先生は、
『果物よりも消化に時間のかかる食べ物が、先に胃や腸につかえていると、体温で果物の糖が発酵して病気や肥満の元になってしまう。』と言われました。
空腹時であれば、
たくさん果物を食べても血糖値はさほど高くはなりません。
果物を食べて、30分から40分あけてから食事をします。
間をあげずに食事をすると血糖値は高くなります。
それらの糖尿病の原因となる諸々の要素を解決してくれるのが、酵素を含んだ玄米ということでした。玄米を食べていると、血糖値は上がりにくくて下がりやすいということを教えてくださったのです。
しかも、酵素玄米はとても簡単にできました。
ふつうの炊飯器で、玄米と一握りの「小豆」を入れて、炊飯(白米モードでよい)する。その後、時々混ぜて保温しておく。という食べ方です。ぱさぱさにならずに、いつまでもふっくらしています。
私の場合には、6合の玄米を一度に炊いて二週間ほど食べました。
ご飯茶碗に半分くらい(白米を食べる量の半分くらい)の量を食べ続けたのです。
電子レンジは、酵素を壊すので使ってはいけないそうです。
簡単で、費用もかからないので、私はこの酵素玄米を食べ続けました。