妹の病気の回復を願って :: 家族が修練 1
妹さんの 病気の回復を願って
修練されているお姉さんから
体験談が届けられました。
ご紹介します。
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私には妹がいます。
これまで私は、誰かに家族の話を語ることは、ほとんどありませんでした。
何故なら、妹は精神疾患を患っているからです。
精神疾患を持つ者に対し、世間はまだまだ、閉鎖的で無理解です。
以前に比べると、表面的にはやや緩和されたようにも感じますが、
本当に受け入れてもらえるとは思えません。
都市部では、
ハード面やソフト面において十分整備されているようですが、
私たちが暮らしている地方においては、まだまだ根強い偏見があり、
なかなか一歩を踏み出せないでいる状態です。
ただ、精神疾患を患っているというだけで、
本人も辛いのですが、
家族は本人以上に辛いことが多いです。
本当にこれまで、いろんな「物」を失ってきました。
失った代償は大きいと改めて思います。
私が、日之本元極に出会い、
修練を始めるまで、
我が家の「家族」という形態は、崩壊寸前だったんです。
「家族として再生したい気持ち」 と
「なげやりな気持ち」 が占領して
「家族を終了したい気持ち」さえありました。
両親もいつまでも若くないし、私だって年をとります。
「今」しかない。
「今」この時に思い切って頑張ってみよう。
そう決心して、日之本元極への道を歩み出したのです。
その私の決意を 後押ししてくださった方々には、
本当に感謝してもしきれない位の「ありがとう」の思いでいっぱいです。
私は、妹の事を「他人」にカミングアウトするのは、
とてもとても勇気のいる事でした。
日之本元極の増田先生が、
本当に 心から信頼できる人物なのかどうかも
当時は、半信半疑でした。
つづく