発達障害の子供と気功 好転反応 2
「心身共鳴神法」(気功による施術)を受けている 息子さんの成長を温かく見守られている修練者から、前回(2月)に続き体験談をお寄せいただきました。
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前回の体験談から4ヶ月、心神共鳴神法から9ヶ月経ちました。息子は4歳になりました。この4ヶ月の成長や変化をご報告します。
息子は毎日楽しそうに幼稚園に通っています。よく喋るようになったし、手先も器用になってハサミが使えるようになり、自転車(補助輪付き)にも乗れるようになりました。そんな息子を見ていて幸せでした。
「息子さんがもっと良くなるためにも、お母さん『階ひと』に進みませんか?」
ある日、日之本元極の先生方に勧めていただきました。一番近くに居る親が修練を頑張り、上の段階を受講すると子供に良い影響があると前々から聞いていましたが、どうして親が頑張ると子供に良いのか分かりませんでした。
でも、良くなる可能性があるのならと受講しました。
私の都合で、階ひと①②を受けた後、③④を受講するまでに2ヶ月近くも開いてしまいました。実はその2ヶ月間に思いがけない「試練」がありました。
階ひとを修練し始めてしばらく経ち、私は息子の様子が何だかおかしいと思いました。無くなりかけていた自閉行動が戻って来ているのです。お喋りが上手になった割に、話す内容が偏っていました。やたら人数や時間にこだわり始めました。
幼稚園でも家庭でも、誰かに近寄られると不快そうに逃げるようになりました。話し掛けても返事がありません。視線も合いにくくなりました。笑顔も減り、どんどん昔に戻って行くようで、悲しくて仕方ありませんでした。
外を歩くと走る車のナンバープレートを見るために車道に飛び出すようになりました。危ないからと連れ戻すと「お母さんが邪魔した」と泣きじゃくり、危ないことをしたという認識がありません。
一旦は良くなった洗髪嫌いも偏食もすっかり元に戻りました。
パニックも始まりました。息子はパニックを起こさないタイプでしたのでこれはかなりショックでした。服の色が嫌、形が嫌、出かけるのが嫌…全ての物事に反発してはパニックを起こす毎日でした。
一体、息子はどうなってしまったのだろう?心神共鳴神法を受け、みるみる良くなった姿は全部、夢だったの…?
増田先生、細川先生に相談しました。日之本元極で特別講座が行われる直前でした。
先生方からは
「目に見えている現象は最悪でしょうが、こちらから様子を感じてみると順調に回復しています。好転反応ですから大丈夫です。
特別講座の前後は参加しなくても縁のある人にはエネルギーがたくさん入り、激しい好転反応が起きる事があります。
それと、お母さんが『階ひと』に上がったことで、やはりエネルギーが息子さんにたくさん入っているのだと思いますよ」
この様に言われ、ようやく私は「親が頑張ること」の意味を理解出来ました。そして息子の状態も、好転反応と分かり、順調と言われて気持ちも楽になりました。
不思議なもので、私が落ち着くと息子の状態も徐々に良くなっていきました。やれやれ…と思っていたら、またもや息子に事件です。
バランス感覚が急に悪くなり、普通に歩いていても何をしていても、突然転ぶようになり、怪我が絶えなくなりました。これも好転反応だそうで、そう言えばもともとバランス感覚が悪く、心神共鳴神法を受けて良くなったのでした。
顔から転ぶ、座りながら椅子から落ちる、外に連れていくと平地で何回も転び、目が離せませんでした。(怪我をした時は「天のまなみ」が役に立ちました)
ようやくそれも落ち着き、ふと気付けば息子が「うん」とか「ううん」などの相槌を打つようになっていました。これが出来なくて悩んでいたのです!
例えば「お菓子食べる?」と聞くと「食べる」と返事していたのが「うん」と自然に言えるようになりました。「今日、幼稚園楽しかった?」と聞くと「うん」と頷きます。会話が自然になり、嬉しくて仕方ありません。
苦しい好転反応に堪えた甲斐がありました。
他の成長も、私が「階ひと」を受講する前よりも早いような気がします。
先日、階ひと③④を受講しました。
今度は息子はどんな変化を見せてくれるでしょうか?今度はどんな好転反応を起こすのでしょうか?
楽しみでもあり、恐怖でもあります。
(つづく)