努力さえすれば 勉強はできるように なるのか

発達障害の子どもたち

私が、20代だったころ もう 30年も前 
山間部の小さな学校の 養護教諭をしていた。

「はだし教育」 を実践してみた。
靴下も 靴も履かない 裸足で 学校生活をする。
という、取り組みだ。

「健康優良校」に選ばれたり、結構注目を集めた。

その頃の私は、努力すれば、なんでも変えられる。
変化が無いのは、努力が足りないからだと 血気盛んに 信じていた。

ある、小学一年生の 男の子がいた。
毎朝、クラスで取り組む 漢字の書き取りテストが なかなか できない。

私は、どうにかして 「努力すれば出来る!」 ことを 伝えたかった。
百点満点を取らせてあげたかった ので、担任と相談して

放課後の 特別練習を 引き受けた。
10分にも満たない 簡単な10問の 書き取りテスト。

しかも 小学一年生の 問題は 難しくはない。
テストの問題は、事前に公開して、予習してくる仕組みだ。

放課後、何度も練習して、ようやく100点満点が取れるほどに 「努力」 させた。
明日の書き取りテストは、必ず満点だと 私も 教師達も 予感して喜んで帰宅させた。

しかし、翌日、10問の問題のうち、できたのは半分以下
30点の点数となった。

私は、猛反省! 自分の自己満足だけの 取り組みを 猛反省!
子供の個性をきちんと 見通すことが出来ていなかったんだと 
自分の至らなさに、悲しみが吹き出した。

本当に、彼のために なったのか についても 猛反省!

「だれでも、やれば出来る!」
この発想を 根底から覆して、子供の思考をよくよく 観察するべきだ!と 思い直した。

結局、25年間、学校の養護教諭を務めたけれど
多くの 子供達を 救えなかった。 無念な思いが ずっと私を支配してきた。

日之本元極の功法と出会ったときに、教育や医学では 救えない子供たちを

この 元極功法でならば、救えるんだ!!
と確信して、教員の仕事を 思い切って 辞めた。

そして、5年が経過した 今 
この判断は 間違ってはいなかったと 確信できた。

残念なのは、気のエネルギーで、
発達障害の子供達が 変わっていくという事実を 信じてもらえないこと 

唯一 それだけ
こんな、不思議なこと 信じてもらえないと 思うけど

「本当なんですよ~~~ 」

と大声で叫びたい 気持ちで 胸がいっぱいになることがある。

babatanukiのブログ-日之本元極気功教室 高い山