お祖母ちゃんの 眼力 1

発達障害の子どもたち

「発達障害の子供は、高齢出産の第一子に 多いように思いますよ。」
と子ども相談所の 相談員は話してくれた。

「これは、僕の体験上の直感ですから 統計的には 分かりませんけれど…」 と
前置きはしたものの 自信ありげだった。

私が養護教諭を25年間した 経験でも 同じような傾向を感じていた。
さらに、お母さんの職業は 特徴的に 「看護婦」と「教師」が多かった。

今考えると、高齢で出産する条件が あることと
看護婦さんは、場の悪い病院で 働くことが原因しているのだろう。

兄弟で、同じ傾向を持つことも 多かった。
その時には、いつも 親の育て方の 問題点の追求が なされた。

心理学は、常に子育て論に終始してしまう。

昔の子供達 や 貧しい国の 子供達は、もっと 劣悪な環境で生育している。
にもかかわらず、瞳を輝かせて 毎日を生活している。

昨日、ひとりの おばあちゃんに連絡をしてみた。

彼女は、孫の 発育が悪いことを 心配していた。

けれども 医学にくわしい、科学も大好きな 若い親たちが
無形のエネルギーの存在など 信じるわけがない と あきらめていたのだ。

つづく

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