「気」が強いということ
日之本元極の教科書に 上達の秘訣という 項目があります。
その中に 「気の強い人と 一緒にいること」 という 一文があるのです。
エネルギーは、平均化する傾向がありますから
高いレベルから 低いレベルに移行して 均一に平均化しやすい。
そのため 「気の強い」 「気のたくさんある」 人と長くいると
「気のエネルギー」が 移動して 上達しやすいですよ。 と いう教示なのです。
講座の時に カメ仙人が 冗談とも本気とも 判らぬ言い方で
「気の強いのは あの ババタヌキさんですよぉ」と いつも おっしゃるので
「こんなに気が小さいのに…なぁ」 と 思っていたのですが…
今日、確かに
私の 「気の強さ」 を実感した出来事がありました。
昨日から 母親が腰を痛がっていて 寝込んでいたのですが
今日の朝も 起きてこれず 布団に寝ておりました。
それで、
「腰が痛いから 起きられへん ねん 」 と 母は言いますので
「それは 起きてみなぁ わからへん おきてみぃ 」 と 気の強い 私
ようやく起きてきても 「ご飯は食べられへん 食欲がない 」 と 母
「それは 食べてみなぁ わからへん たべてみぃ」 と またもや 気の強い私
起きて、食べて準備が出来たので 歩いて 錬功会に 行くように言いますと
「腰が痛いから 歩かれへん 」 と 母
「それも あるいてみなぁ わからへん 歩いてみ~やぁ」 と 私
かくして、私に強迫されて 動き始めてみたら 何とか動けることが判って
起きて 歩いて 修練に 行きました。
おまけに
「寝たきりになる人は 自分に負ける人やでぇ 」
「寝てたら あかん 」 とも言いました。
気の強い私に 強迫されて 母は、ゆっくり寝てもおれず
錬功会に参加したというわけです。