お祖母ちゃんの 眼力 見切り発車 1
親しい友人がいる。
私のすぐ隣で、彼女は、携帯
を 開けた。
わたしは、無意識に彼女の携帯を なんとなく 見つめていた。
すると、すぐさま 頭を金槌で 叩かれるような
衝撃を感じた。
「ねえ? 待ち受け画面は、誰の写真
なの?」
と 私は 彼女に、聞いてみた。
「こないだ生まれた 私の 孫の写真」「男の子!かわいいでしょ!」
「う~~ん
」 確かに かわいいけど、心臓が悪いね
。
腸の動きも わるい
それ以上に、頭が痛い。 と
気心が知れている彼女に 思いつくまま、残酷な 話をした。
「ええっつ
」 「嘘!ほんま? なんか、分かるような 気がするな。」
そんな感じもするな
とため息をついた。
気心が知れている、修練者の彼女は、
お祖母ちゃんとしては、
「どうしょうも ないやんか!」 と あきらめたような ため息を
