高級講座「たましいの声を聞く」
私の母親は 94歳
毎日 新宮修練舎に 通って修練をしています。
自分ひとりでは なかなか修練が 出来ないので
新宮修練舎に 毎日 通うことで
ようやく 修練時間を保ち 体調を保っている次第です。
その母親が 神様から 指示されたことがあります。
「六次元の 念訣をするように」 という 指示です。
静功は 母親には難しいので ほとんど出来ないのですが
六次元の念訣を 繰り返して 修練をするようにと 指示されたのです。
この 静功六次元は、 高級講座なのですが 別名を「声聞法」と言います。
たましいの声を聞いて 行動することが 目的の講座です。
「きのい みのいを ぬぎすてる」 という 一文を含んだ 六次元の功訣を唱えることを
母親は 「これは 般若心経と 一緒の意味なのかなぁ」 と言いながら唱えています。
ぼけているのか? すべてを分かっているのか?
とても 鋭い 一言だと思いました。
そういうことを 先日 ふと 思い出していました
中国の故事「チベットの光」 http://www.epochtimes.jp/jp/2013/07/html/d65556.html
という 記事を読んでいたときです。
「すべての 財産は要らない。」 という 話なのですが
この 主人公と同じく
元極功法を修練していると 不思議なことに 欲しい「もの」が
減っていきます。
財産を持っていないから 負け惜しみなのかも知れませんけれど…
捨てきれない欲は あるものの こだわる気持ちがありません。
以下 ご紹介 「チベットの光」 http://www.epochtimes.jp/jp/2013/07/html/d65556.html
一部 抜粋
*************
ミラレパは言った。
「もしあなたが妹のプダに逢ったら、
彼女にその家財を与えてください。彼女に会うまでは、その家財の保管はあなたに任せます。もし妹のプダが既に死んでいたなら、その家財はあなたにあげましょう」
「あなたはもう要らないの?」ジェサイは怪訝な面持ちで、目を見開いて聞き返した。
「私は要らない」、ミラレパは頭をふった。
「私は苦行に入ったので、家財は全く必要がないのです。
私に言わせれば、もし世界中の財宝があったとしても、死後に持っていくことはできません。
私の現在の見方では、一切を放棄すれば、その実そのなかには全部があるのです。
私は疲れ、煩わしさ、苦しさをともなう物質のために苦しむことはなく、好悪、利益によってもたらされる憂いと楽しみに遭うこともなく、あくせくして生きる必要もありません。
私の生活は本当に自由で、憂いのない生活なのです」