静功は目を閉じて修練します

日之本元極気功

ある修練者から、ご質問を頂きました。

以下、ご紹介します。


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昨日(5月12日付)の ババタヌキさんのブログで、


 「うっかり寝てしまうようなときには、

目をしっかり開けて修練をした方がいいのです。

 もともと、必ず目を閉じて修練をするのは

 手当法の肝臓の時だけです。


あとは、正念をしっかりと持って目を開けて、
 皇極を見つめて修練すると良いですよ。」 とありました。

 静功は常時目をつぶってしていますが、

どうしても眠気が襲ってくるのでなかなか上手くできません。

 静功以外のことだと思っていましたが、

 静功もこのことに当てはまるのでしょうか。


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大変、紛らわしい表現で、すみませんでした。

新宮では、静功会が別途計画されるので

錬功会といえば、動功ばかりの内容です。


それで、「静功の時には目を閉じます」 という

説明を抜かしてしまいました。


静功の時には、


目を開けると修練の中断になってしまいますから

(たとえ、寝てしまったとしても)


目を閉じて、念訣を強めて

精神の集中力を保ち、収功まで継続します。

修練の途中で、目を開けてはならないのです。


静功では、目を閉じて、


定心 :: 心を定め、

守竅 :: 修練をしている竅穴を守り

念訣 :: 念訣に集中し

収功 :: 竅穴ごとに定められた方法で収功を行う


これらのことが基本です。


教科書にも、目を閉じて修練をすることは書かれていますので

是非とも 読み返してみてください。