「外反母趾」と「脾臓」と「胃の痛み」1

日之本元極

先日のこと

貫頂を受けるために 来られた女性は

胃が重たくて 少々荒れている感じがする方でした。

ご自身は、このように 話してくださいました。

胃炎と診断されています。 

それでも あまり 気にしていません。

それより、今 一番困っているのは

右足の親指(第一指)の 第2関節あたりの痛みなんです。

歩けば痛いし 足の指は、上の方向に動かないんです。

整形外科では、それほどの異常は無いと言われました。

原因不明、とっても痛くて 歩き方も 悪くなっています。

どうしてでしょう?

と おっしゃいました。

私が観察したところ、

外反母趾と診断される部分の

足の第一指の爪の下あたりから 外側の腫れがありました。

しかし、整形外科の医師が言われるとおり 

それほど酷い 炎症や関節の変形はありませんでした。

私には 詳しくは判らないので

こういうときには、

痛みのある 足の指の関節部分から

「気」のエネルギーを 届けてみて

どこの経脈を通過して どこに到着するのか?

いったい、どこの臓器の邪気が 

この関節に届いているのか? を

観察してみることにしたのです

実施してみると この方は突然 咳が出始めました。

そして、しばらく 咳は続きました。

風邪でもないし 鼻水も出ていない 

咳など 出るはずも無いのに

なのに、突然!!

どうして咳が出るんだろう?? と

不思議でした。

こういう場合には もう一人

気の流れを きちんと観てくれる 観察者が居てくださると

わかりやすくて 良かったのですが、

はじめて、

気のエネルギーを 受け取られたその方は

「咳がでることと」 と 足の関節から入れた気のエネルギーが

作用した結果だということの 理解が出来なかったようでした

無理もありません。

つづく

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