「小周天」も「大周天」も

日之本元極

元極功法は百会から気を出して、天地を通して 湧泉から気を入れる 自分の中だけで巡らせるのでは無くて 天地を含めておおきなルートで 気を巡らせるというそういう方法なのです。これは、元極では 階ひとの段階で充分に出来ているわけです。百会を開けて、湧泉を開けて ということを修練のなかで行っています。ということは、元極功法では、天地を含めて気を巡らせるということが、三門を開けて修練する方法をとっているので、自然に出来ているということなのです。重要なのは、中脈が出来ていること ココを早く充分に通すことです。それによって、普通の気功法では、こういうマーク(陰陽図)を使っています。真ん中に皇極が存在しないものです。中国の元極功法では、中央に黄色い皇極が出来たのです。これは不善禅師という方が、修練をしていて、悟って中脈の存在を発見したのです。不善禅師という方は三百六十年生きたと言われていますから、何十年か何百年か分かりませんが、そういう長い年月の修練の成果によって、中脈の存在が発見され理論化されたのが、中国の元極功法の元極図だったのです。
日之本元極に引き継がれてからは、四分割のもとつきわみ図に発展・進化したのであって、さらに波動が細かくなり、効力も上がったという訳です。みなさんのなかにも 「階み講座」 を受講した方々もおいでになりますが、階みの段階では、「上大神門・上小神門 」 と 「下大神門・下小神門」を開いて、修練をします。ですから、もう大周天どころではない、遙かに大きな上の次元につながって 修練をするというところまで、段階が上がっています。ご質問の男女差があるのは
小周天でいえば、ほんの2~3の功法です。
違いがあるのは、気の流れ道の回しかたの違いです普通は、督脈からあがって 任脈から下げるという方法しか存在しません。
なぜかというと 日之本元極功法が公開されるまでは、中国元極功法の掌門人の張先生もこの一方向から巡らせるという方法で回していました。日之本元極では すべての脈は双方向に巡らせてもよいと許されたので 双方向に巡らせています。日之元極功法では、巡らせるルートの面では、男女の区別はありません。普通の方法で行う 「小周天」というのは、一つの道なんです。一本道なんです。
ところが元極功法では、9層あります。9層というのは 功が深くなるにしたがって、この通る道もだんだん深くなっていきます。この9層の一層もまた、段階によって9層に分かれていて、合計81層の道がある訳です。通常の方法では、一層だけなので、表面だけなんですが、元極功法では 9層になっていて、段階によってどんどん深くなるんです。
深くなると 約3センチほど奥にある天目の所に到達するようになります。
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