自閉症(自閉傾向)の子どもと気功 ~ 療育メニューは本人が決めています その2  ~

自閉症

前回の記事のように、傍から見ると

「こだわり?」

と、焦るくらい、ひたすら
同じ事を繰り返しては「ある時」が来たら止む。

そんな事が繰り返されてきました。

同じ事ばかりやられると、親として
「他に興味を逸らせた方が...」と思い

家の中で何やらやり続ける息子に
「公園に行こう!買い物に行こう」と誘っても

「イヤー」と、言う事を聞かなかったし
無理やり連れ出しても 良い結果は得られませんでした。

同じ事をやり続ける息子を見ていると
身体が、脳が その行為を欲しているように見えてきました。

何故なら、前の記事に書いたように
公園で難しい遊具にこだわり続けた後は
とっても運動神経が伸びた訳だし。

工作をやり続けた後は
手先が器用になった訳だし。

普通は色んな事をバランスよく経験しながら
バランス良く発達していくのでしょうが

凹凸があり、早く同年と追いつかなければならない息子には
こうした「一点集中型」の訓練が 効率が良いのだと思います。

私は息子の発達が 定型から逸れてしまってから
色んな本を読んだりして、一般的な子育てや早期教育

発達を促す療育方法などを ざっと一通り知識として得ました。
でも、息子に実践しているのは何もありません。

正直言って、気功の修練や日常生活に追われて
療育らしい事をしてあげる余裕がないのです。

それがずっと気がかりというか、負い目に感じていました。

でも、どうやら息子は
自分でその時々に応じたピッタリの療育メニューを
自分でちゃんと分かっていて、習得するまで遊びながら訓練しているようなのです。

こんな事まで可能なんて、元極気功って本当にすごいです。

今日も息子は幼稚園から帰るなり「療育」に励んでいます。


不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室 仁王


自閉症

Posted by hosokawa