12字真言が 上手く唱えられないときは

受講生との会話

先日 入門された Hさんは
「12字真言が 上手く唱えられないんです。」 と おっしゃる。

忘れたわけでもなく
覚えられない わけでもなく
もちろん
12字真言が 好きとか 嫌いの問題でもなく

CDの 音を聞きながら
無心で 響きを真似ようとしているのに

どうしたことか
「む いつ むゆ なな や ここたり う 」 と 唱えてみたり
「う う う う」 と 何度も何度も
繰り返して唱えているのだ と言われます。

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そこで、増田先生に 質問をしました。
同じように お困りの方も おられると思いますので
皆さんにも お伝えします。

身体の 健康状態や
精神の状態
心のつまずき 
その時々に抱えている 心身のトラブルによって
身体の条件は 様々です。

12字真言を唱えようと思っているのに
自然に 口から出てくる 12字真言が

間違っている事があっても
順番が違っていても
同じ言葉ばかり繰り返していても

あまり問題は ありません。
自然な 修練の成り行きですし 
陰陽などの調整が なされて

不足を補い 過を祓い 
調和が取られている結果ですから

矯正しようとしないで あるがまま なすがまま に
ゆだねて 唱えてみて下さい。

もちろん 12字真言が
問題なく唱えることが出来るのであれば
その通り 唱えると よろしい。

回復の過渡期や 
著しい変化が 訪れているときには
身体の要求に従って
 「自然に無理せず」 修練を進めることが 肝要です。

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との ご指導でした。