脳の 老化の不思議
私の母親は 93歳
日之本元極功法を学んで 一生懸命に修練をしています。
毎日 欠かさず 増田先生の声にあわせて
祝詞を乗り上げることが 日課です。
毎日使い続けた 祝詞の本は
指先で 押さえて開くページの 下部分が剥げて
文字が消えてしまったので 先日なぞって 書き加えました。
あいうえお を 読み上げる練習は 毎日しています。
ですから、覚えていると 思ったのです。
ところが、「ほととぎす」 という花の名前を 教えてあげようと
何度も ゆっくり 「ほととぎす」と 繰り返すのですが 聞き取れません。
それで、「はひふへほ」 の 「ほ」 で 「ほととぎす」 と 言ったのです。
その時に
ああ~ 「たちつてと」 の「た」 か~ぁ? と 答えます。
これは、聞き取れないのかと思って 大きな声で ゆっくりと話して聞かせてみますが
なかなか 正確に聞き取れません。
祝詞の本に出てくる 「あいうえお」 「かきくけこ」 「さしすせそ」 は
声を出して 読めるのに
耳で聞いた 「音」を 話し言葉に置き換えて 自分で発生するのは
なかなか 出来ないことが 判りました。
耳が 聞こえないから とんちんかんで 何度も聞き返すのかな ? と
思っていましたが それだけではなく 音を言語に置き換える 脳の機能の老化が
とんちんかんの 一因でした。
それでは
耳で聞いた言葉を 言葉に置き換えて発生する練習を 繰り返してしてみよう。
と 考えました。 「どうなるんだろう?」
もしかして、言葉を音で理解する 脳が活性化されるかも…
さて、老化した脳細胞が そんな練習で活性化するでしょうか?
また、後日 ご報告しますね
ところで、この練習 大声を出すので 狭い自宅では難しくて
車の中で やることにしました。
それは それは 大声の叫び声
すっきり しますよ