肺から排出される「悲しみの邪気」
先日のこと
錬功会の様子を 後ろの席から
何となく 観ていました。
参加された 皆さんの後姿を
目的も無く ぼんやり見ていたのです。
その時
私の眼は ある方の背中の
肺の裏側あたりに 釘づけになりました。
天使の羽が 生えるとされているあたりに 二か所
十円玉ほどの 穴が開いています。
(もちろん 無形の肉体に 開いた無形の穴です)
その穴から 邪気が 勢いよく出ているのです。
その邪気を なぜだろう? と 感じていましたら、
「やるせない」、「どうしようもない」 悲しみを感じました。
それで 錬功会が終了した後に その修練者に尋ねたのです。
「なにか?心の奥にしまっている 深い悲しみがありませんか?」 と
すると
「お世話している方の 悲しみかもしれません。」と
答えてくださった その目に 涙があふれていました。
介護や 看護 カウンセリング 教育 などの様々な現場では
同情したり 共感したり 思いやったりするのが仕事ですから
感情を共有した時に 感情の邪気を 受け取ることは
珍しくはありません。
修練をすれば 悲しみの感情と関連のある「肺」から
悲しみの感情の邪気を 自然に排泄することができます。
仕事の前に 邪気を防御する功法 「邪魔抹濁防御功」
仕事の後には 邪気を排泄する功法 「すわいしょう そわか」
が それぞれ欠かせませんね。