網膜色素変性症と 気功 2
ご本人から はじめて 電話をいただいたときに
受話器を取ったのは私です。
はじめは 淡々と 事情を 話してくださったのですが、
「私は 医者から 治らない病気だと診断されたのです。」 と
おっしゃった時から涙声に 変わりました。
どうしようもない 切なくやるせない気持ちが
受話器を通して伝わってきました。
医師から 告げられたことは 以下のようなことだったそうです。
「徐々に 進行して いずれは 社会的に失明します。」
「現在の医学では 根本的な治療方法は ありません。」
「病状を 緩和するために 対症療法を施すことになります。」
「原因は分かっていません。」
「難病に指定されていますから 申請してください。」
等々 …
私は 学校に勤務していた頃に この病気の生徒に出会っています。
片目の視力が 0.01 いずれは 失明するでしょう。 と
診断されていた生徒の ことを思い出していました。
とにもかくにも お目にかかって
よりくわしく お話を伺うこと、
身体の様子を 観せていただくことになりました。