その土地に合った運転をする
先日のこと、
高山市内の 東海自動車道で 正面衝突の 大惨事がありました。
大阪からスキーに来た帰り道 ワゴン車がスリップしたのが原因だそうです。
事故原因を調査した 係官が テレビで発言してました。
「その土地にあった 運転が出来なかったこと が原因です。」 と
つまりは、凍結しているのだから、寒冷地に適合した運転をしていれば
こんなことには ならないのに、慣れていないから 事故が起きたのです。
と すべての原因が運転手にある ような表現でした。
それはそれで、間違いのないこと なのでしょうが
道路の専門家としては もう少し 道路をどうするのか?
という側面で発言してくれたらなぁ と 思うことがありました。
ぶつからない車が 発売されているように
車は車で
道路は道路で
運転の教育は 教育面で
それぞれが 自分の問題として 考えることが出来たならば
もっと、裾野が広がる 事故だったのだと思います。
一つの事件が起きたときに、原因を見つけて 安心したり
犯人捜しをして とっちめてみたり
はたまた
自分が悪いのだと 落ち込んで 泣いてみたり
そうすることだけでは 何も解決しないし 少しも 前にすすめません。
自分に出来ることから 一歩一歩
前に進むしか無いのだと 思います。
それぞれが、自分立場で 出来ることを
懸命にすることだと 思います。
こんなことを 思うときには 自分のことは棚上げにして
考えることにしています。私自身は何も出来ないから
偉そうなことを 口先だけで 発言しています。
「それでは、あなたには 何が出来るの?」 という鋭い質問がきたら
私は逃げ出すしか 方法がないです …
凍結した道路の運転
くれぐれも 気をつけましょう