きれいな声のエネルギー

日之本元極

先日のこと

なんとなくテレビを つけていました。

熱心に 見ているわけでは無かったのですが

女性の歌声が 聞こえてきましたので

ふと気になって 見ることにしました。

アカペラの 女性4人の合唱です。

上手な 合唱でした。 

きれいな声だと思いました。

音程もきちんと していたし

ハーモニーも調和していて

何も問題は無かったのですが、

どうしてか 

なんとなく 物足りないなぁ~ と

感じたのです。

よく観察して 感じてみると

声にエネルギーが 無いのです。

身体を楽器にして 身体から奏でられる声は

身体の条件が 映し出されてしまいます。

病気だったり

エネルギー不足だったり

疲れていたり

仕事だから 仕方なく歌っていたり

そういう マイナスの情報が

なんとなく 声から 届いた感じがしました

いつも カメ爺先生の エネルギーたっぷりな声を

聴いているから 比べてしまうのかも知れません。

ふと 聞こえた美しい歌声に

常識では 感じないだろう

たくさんの情報が 

思いがけず 届くことは

忙しく せわしい ことだと 思ったひとときでした。