「代金」の意味
本日 朝の錬功会の 講師を担当しました。
そこで びっくりする出来事が あったのでご紹介します。
新宮修練舎の 錬功会は 毎日10時から始まります。
私は 早く到着したので 同じく早く到着した方々と
ご一緒に修練したり お話したりしていました。
そして、参加者全員が 集まった10時に
「それでは、始めます」 と 宣言したとたん
錬功室の 「気の場」が がらりと 変わったのです。
エネルギーが 充ち満ちた 厳しい感じがするほどの
凜とした場になりました。
ああぁ~~ これが 代金をいただくという意味なんだ
と 改めて 強く 思い知った 瞬間でした。
そういえば
私が 何年か前に錬功会を 担当したときのことです。
「残り時間 30分だけでも 参加したいので… 」
と 女性の修練者が あわてて錬功会の会場に 飛び込んできました。
その時に 代金を支払おうとする 彼女に対して
私は 「まぁ~~ 代金は(いただかなくても)いいですよ。」
「あと ほんの 少しだけだから 」 と 言ってしまったのです。
すると 即座に
神様から 「馬鹿者め 」 と カミナリが落ちました。
彼女は
「忙しいけれど 少しの時間だけでも 参加しよう。」
「少しでも 参加するのだから 代金も払おう 」 と 思いながら
急いで参加したのです。
我々は 代金に見合った エネルギーを
彼女に 届けるつもりでいたのに おまえは なんという 馬鹿者だ
お金をケチったら 我々も 与えるエネルギーを ケチることになるのですよ。
お金を もらって あげなさい。
代金を おまけしてあげるなど もってのほかです。
と 神様から叱られた 出来事を 思い出していました。
「お金をもらって あげなさい」 という 発想は
当時の私の意識の中には まったく 存在しない考え方でした。
代金が 発生する10時になったら すっかり
気の場が 変わる事実を 目の当たりにして
昔の出来事を 思い出しながら 代金の意味を考えていました。