寒くなってきました。
「こたつ」の存在感、ありがたみを感じる季節です。
「こたつ」を使って甘酒を造ってみましょう。
甘酒は、「飲む点滴」とも言われているほど
ビタミンB群を中心に、栄養満点です。
炊飯器の保温機能で創る方法もあるようですが、
メーカーによっては、温度が高い場合があります。
麹菌は63度くらいで死んでしまいます。
50度~60度くらいの温度が、好きなようです。
ですから、一番の注意事項は、麹菌を大切に扱うことです。
 土鍋
土鍋
 私は、甘酒専用の超大型の土鍋を買いました。
 量が多いと 保温性が良いので うまく創りやすいですし
 創ってから、一週間ほど寝かせたものの方が 甘みがグンと増します。
 土鍋が、便利でおいしく出来ます。
 麹を選びましょう。
麹を選びましょう。
  麹については、全国の麹を購入して
  色々試された カメ仙人から教えて頂いた 
  富山の石黒商店(種麹屋)の生麹を購入しています。
  900㌘ 1200円です。ホームページから購入できます。
  真空パックされているので、一度にたくさん購入して
  冷凍保存しています。
 お粥づくり
お粥づくり
  コトコトと 煮すぎると糊のように べたべたなってしまいます。
  米粒が、一粒一粒、崩れすぎないように 
  「ためしてガッテン」で紹介していた方法で創っています。
  ①土鍋に水「天のまなみ」を沸かして 沸騰させる 
   「海のまなみ」を入れておく
  ②あらかじめ洗って、ざるにあげ水を切った米を入れる。
  ③木べらで、よくかき混ぜる (ここでも12字真言を唱える)
  ④フタをして、再び沸騰させて、すぐに火を止める
  ⑤60度程度に下がるまで、フタをしたまま待つ。
   1~2時間程度待つ
 麹を入れる
麹を入れる 
  ①麹を細かくもざく。
    労宮の上に乗せて、12字真言を唱える ← これ大事
  ②お粥が60度程度に、温度が下がってから
    麹を粥の中にいれて、手早く混ぜる。
    手間取ると 温度が下がってしまうので、要注意!
    さらに、クチャクチャして混ぜすぎると
    粥が糊のように、なってしまうので手早く均等になるように混ぜます。
  ③新聞紙やら、バスタオルなど 2~3重にして
    土鍋を包んで保温します。(お好みで神龍ストールをまきます)
  ④そのまま、こたつに入れて、翌朝まで10時間~12時間ほど
    保温します。時間はもっと長くても良いのだと思います。
  ⑤こたつの温度は、通常なら「弱」で大丈夫、
   真冬の寒いときなら「中」くらい
 出来上がり
出来上がり
  ①出来上がったら、よく混ぜる(この時も12字真言を忘れずに)
  ②冷蔵庫に入れて 保存します。
  ③3日~1週間ほど冷蔵庫で寝かせておくと、さらに甘みが増します。
  ④出来がりに、ショウガを入れたり、白湯を入れて頂きます。
   鍋に入れて、火にかけたりはしません。
   暖めるときは、湯煎であたためます。
   せっかくの麹菌が死んでしまうからです。
 分量 (私の大ざっぱな目安です。)
分量 (私の大ざっぱな目安です。)
  ① 米5~6合
  ② 麹(生)900㌘
  ③ 水 3㍑から4㍑ (「天のまなみ」なら 最高です)
  ④ 塩 大さじ2~3 お好みで (「海のまなみ」が良いです)
 温度計 天ぷら鍋の温度計を使っています。
温度計 天ぷら鍋の温度計を使っています。
       だいたいで大丈夫です。
