綿菓子の香りは「糖尿病」

日之本元極

先日のこと

久しぶりに錬功会に参加された 修練者のKさんは

ふんわりと 甘い香りがしました。

カメ爺先生は 

Kさんに、糖尿病の傾向があることを告げた後に

「あなたの血糖値は?ヘモグロビンA1cは?」

と 尋ねられたのです。

するとそのKさんは 問いに答えて

「私の血糖値は高めなんですけど、ボーダーラインです」 

と 明確に数値を おっしゃいませんでした。

ボーダーラインとは、病気では無い程度の数値で

治療が必要が無い状態です。 という意味です。

切り返しの早い カメ爺先生は

「あっ そう~。たぶんA1cは 6 位だね!」 と指摘されましたら

「えぇ~ どうして判るんですか?そうなんです6です。」 と

Kさんは、びっくりして返事をされました。

さらに カメ爺先生は 檄を飛ばしておっしゃいました。

「A1cが 6ではだめだよ。」

「もっと、修練を増やして 低い値にしないとね!!」

「歩く修練を1時間ぐらいしてごらん。きっと 下がるから」

「それから お菓子を減らすこと!」 と 指導しておられました。

「ちょっと 気合いを入れて 頑張ってみます!」

綿菓子の香りのする 修練者のKさんは 

気持ちを引き締めて 返事をしておられました

誰しも

自分の都合の悪いことは 隠しておきたいモノですが

それを いつまでも 隠しておいては 

その不都合なことから いつも逃げていては

何も変わらないのです。

痛いところを 指摘して 

厳しく 導いてくださることは

少々の痛みは伴うかも知れませんが

本当の優しさだと思います。

修練頑張ってね!