考えずに「さとり」なさい
新宮修練舎の午前中の錬功会を 担当するときには
毎朝、通勤途中で 今日のメニューを考えます。
神様や 自分自身の意識に問いかけて
導かれるときには、自分でも納得できる
修練のメニューが 降ろされるのですが
その日の朝は、
自分であれこれと 考えてしまいました。
自分の思いが先に立ち
参加者への 配慮が足りない選択をしていたのです。
ところが その時の 参加者は、
遠方から、入門間もない方々が
錬功会に参加してくださっていたのです。
私自身の浅はかな 思い込みを反省して
急遽、修練のメニューを組み替えました。
その時に、神様が導いてくださったときの言葉が
「考えずに 悟りなさい」 だったのです。
所詮、世間知らずの知恵の無い頭です。
考えずに「悟りなさい」
とは 奥深い言葉ですよね。