阪神大震災 との違い

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阪神大震災の時に 尼崎市の実家で
偶然にも 被災した私は
その時の恐怖を まだ、忘れられずにいる。

そして、先日
地震の日から 2週間経った 
宮城県の牡鹿半島の海辺の町 女川町に入って
その 壮絶さを 目の当たりにして
ただただ、驚くだけだった。

阪神大震災では
地震後、いたる所に 生花が飾られたり
線香が 焚かれたり 
死を弔う光景が たくさん見られた。
つぶれた 家の下敷きになったであろう
その場所に 
生花やお酒や お菓子などが供えられていた
それを見て、悲しみの涙が出て あふれてしまうような 
ゆとりもあった。 

しかし、女川町の
津波の 脅威の爪痕には

死の弔いも ままならぬほど
津波の威力は 家屋も 車も 舟も 電車も 
ズタズタに切り裂いてしまった。 

人の死を 悲しむこと、
弔うこと
受け入れることも 
許さぬような 脅威が
目の前に 立ちはだかっていて

涙する ゆとりさえ、無かった。
私は、なぜだかとても 緊張して
「しっかり!しなければいけない。」と 
繰り返し 繰り返し 自分を励ますのに
精一杯だった。

阪神大震災は 怖かったビックリマーク 大変だったビックリマーク
けれど
今回の 地震と 津波は それ以上…

思わず 息をのんだ。

不思議大好き ババタヌキ-日之本元極気功教室

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Posted by hosokawa