身体の重心の話 プロゴルファー「石川 遼」の巻 (1)
2009年の賞金王となった、石川 遼 選手が、
「皆様の支えのおかげです。」 と コメントしている。
十代の 青年とは思えない 落ち着きと
自分をさておき、周囲に配慮する姿勢が
立派だと思う。
「プロとして ギャラリーまで来て
応援してくださるファンの方を大切にしたい」
という発言も 好感が持てる。
「欠点をほじくり出すこと」 を鵜の目鷹の目で
探しているだろうマスコミの 餌食にもなっていない。
その、落ち着いた話しぶりと 誠実なものごしは
「やらせ」 で言わされているのではなく
彼が自身の気持ちを 率直に 表現している結果の印象だと思う。
さて、成績の優秀な 「石川 遼 選手」
彼の重心はどこにあるのか? 感じて観た。
重心の落下点は、歩いているときと
スイングするときとでは 違っている
歩いている ときは、足の裏の指先に均等に力が入り
落下点も分散されて、足の裏の土踏まずより先
全体に 分散されている。
スイングの時は、やや踵よりに
重心が 移動している。
彼の スイングが安定している秘訣は
重心が下黄庭(しもこうてい)の1カ所に
定まっていることだ。
その、重心が動かずに 安定したようすは
見事だ
つづく