自閉症(自閉傾向)の子どもと気功 ~ 療育メニューは本人が決めています 2 ~
【 その2 】
日之本元極で治療を始めてから
息子は良くなりながらも
「何で…これをし続けるの? 新しいこだわり?」
...と、考え込むような行為を繰り返してきました。
印象深い例を順番に挙げて行きますと...
2.人と関わりたがる。
人には全く興味がありませんでした。
母親でさえ、数日いなくても(病気で入院した事があります)平気でした。
知らない人から近寄られると逃げまくっていました。
そんな息子が急にお友達と関わりたがるようになりました。
幼稚園でも知ってる子ならニコニコしながら近寄って行き
不器用ながらも一緒に遊ぼうと必死でした。
まるで、それまで人と関わらなかった時期を埋めるかのように
これまた見ている私が「大丈夫かな?」と、痛々しくなるくらいに
避けられようが、引かれようが(とても積極的だったので)
一生懸命にお友達と遊びました。
これは数カ月で終わり、今度は人との関わり方が上達したものの、
積極さや「関わりたいと思う気持ち」が一気に減退してしまいました。
様々な経過を辿り、現在でも息子の一番の課題となっています。
つづく