現状に 甘んじる
その昔
「スェーデン人は幸せか」 という 表題の本を読んだことがあった。
福祉政策が、行き届いた北欧では
税金は高いが、老後が保障されているので
不安がない。
仕事に あくせくすることもなく、
ゆとりのある、生活が出来そうな ものだけれど
良いことばかりか? というと、そうでもなく
保証されているのだから、努力する必要もないので
工夫もしない、ゆっくりのんびりは、いいけれど
切磋琢磨がない
恵まれているが故に、ハングリー精神が育たない
「やる気」が うまく育たない。
などなど、書かれていた。
それでも、
私は、貧困よりは いいと思うのだけれど…
何時の世も、現状に「甘んじる」ことが多い。
「現状に甘んじず、自己を律する生き方」 を
修練を通じて
目指していきたいものです。