湯殿山は 温泉のわき出る山が ご神体です。
縁と ゆかり に導かれて
出羽三山を 訪れた。
その時に
神様が、おっしゃいました。
「足を まずは きれいに洗ってから 私の山へ 登ってきなさい。 」 と
湯殿山は、湯のわき出る山、そのものがご神体だそうです。
その、ご神体でもある 山に 素足で登ります。
その声の 意味が分からぬまま
靴下を脱いで道を 進んでいくと
まさに、
足をあらう 池は 出口のところにあったんです。
「神の宿る山に 登ったあとに 足を洗う 手はず 」 になっている。
それで、わざわざ、
「足を先に洗いなさい。」と
言われた訳なんですね。
我々は、出口を逆に廻って
足を きれいにしてから ご神体の 山に登った。
湯の噴き出す山は 怒っている かのように
すこーし、熱かった。
いつの間にか
人は 時の流れの中で
人の都合で 神様の祭り方を 変えてしまったようです。
いったい、神様は、どんな風に人を 導いておられるのかしら