声の響き

日之本元極

最近のこと

カメ爺先生は 声がガラガラです。

ちょうど、先日の名古屋講座の時くらいから

しわがれ声が続いています。

さらに、「横隔膜が筋肉痛!」でね。 

とも おっしゃいます。

横隔膜が痛い感覚が 私には判りません。

どうして、声がこんなにしわがれているのか? 

その理由は 響きのバージョンアップだそうです。

声がしわがれて どんな風に 

バージョンが上がるのか? よく分かりませんが

先日の講座の時に ふと納得できる出来事がありました。

先日の 関西講座で

「はいしゃのかいほう」の 

講座をカメ爺先生が 担当されたときのことです。

24畳の広い和室の中で 

静かな お話が続いていました。

私は飲み物を買いに 

部屋の戸を しっかりと締めて

部屋の外の 廊下に出てみましたら

カメ爺先生の講座の声が

廊下~階段~トイレの中まで

大きく響き渡っていました。

私は、急いで部屋に戻って

「こんなに 大きな声では苦情が来るので

もっと 静かにしてください」 と

伝えるつもりでした。

ところが 部屋の中の声は

それほど 大声でも無く

迷惑になるほどの 音量ではありませんでした。

何も伝えもせずに

再度 部屋の外に出て 声をよく聞いてみますと

鉄筋の 壁から壁へ

天井から天井に 声の響きが伝わっていて

離れた空間の方が 響いて聞こえる 仕組みのようでした。

安心した というか 不思議で仕方が無いというか

響きの偉大さに びっくりしました。

それにしても 

この響きのバージョンアップ

すごいなぁ~ と 改めて聞き入っていました。