仲良きことは美しき哉

日之本元極

有名な武者小路実篤の言葉です。

この言葉は、いつも私の身近に あったように思います。

カレンダーに書かれていたり

茶碗や 瀬戸物食器や色紙など に書かれていて

いつも「善」として 肯定的な見方を

してきたと 思っています。

しかしながら、

「修練をする」 という局面から 

人と人との仲の良さを 考えると

「みんなで仲良し」 

「いつも一緒に楽しく修練」

とは ならないことも判ってきました。

本日の錬功会でのこと

臥龍点晴功の修練をしました。

その時に、毎日 毎日 修練に来ておられる

修練舎の皆さんは とても仲が良いので

皆さんがそろって ソファーに 横並びに座られたのです。

わたしは、びっくりしました。

横並びに 仲良く座った時に

姿勢が崩れて 気が緩んでいる感じがしたからです。

「仲良きことは美しき哉」

この言葉が、毎日の修練にも生きて働くように

もう一度 「人と人との仲の良さ」 を

見つめ直す必要がありそうです。