おくの 「手」
私の母親は 93歳 一人暮しをしています。
先日、10時過ぎに 自宅を訪ねると
まだ、起きていました。 折り紙でくす玉を創っていて 遅くなったそうです。
それに、早く寝ると 夜中に起きるので
遅くまで 頑張って(とっても眠いのに我慢して)起きているのだそうです。
「あんまり遅くまで起きていると 眠りが浅くなるから 早く寝るように」 と 私が話しますと
「心配せんでも 大丈夫やって 」 「私には 奥の手があるから 大丈夫」
「ちゃんと ねれる ねれる 」 と言います。
そので、その「奥の手」 とやらを 聞いてみますと、
「む、ひと 、ふた み ~~~ って 12字真言を 唱えるねん。
そうしたら すぐに寝れる」
と 言うので、
「これから 聞いてるから 布団の中に入って 唱えてミ~ヤァ」 と 私
「うん、判った」 と 快諾して 電気を消して 布団の中に入ると すぐに
「む ひと ふた み~~」 と 声が聞こえました。
その後、すぐに声が消えたので おかしいなぁ と
耳を澄ませていますと いびき が聞こえてきます。
なるほど、 これは すごい 「奥の手」 です。
入眠時間は 10秒
抜群の 睡眠導入 言霊 ですね。