あなた さむい ! 冷たい風がふいているよ
神の龍の 洋服を買った!
貧乏性な 私にしては とっても高い買い物
でも、あふれるような エネルギーの魅力には勝てずに
とうとう、買いました!!
それを着て 喜んでいたら
偶然側を 通り がかった 増田先生が 言われた。
「寒いなあ~ 」
「どこからか 冷気が吹き込んで来ているよ どこだろう」
「あなたあなただよあなたが 寒い」
「ええ~~私」 「うそ~」 と
後ろを 振り返って みたけれど
誰もいないし 風が 吹き込むドアも 窓も な~~い。
吹きすさむ 風は 私から吹き出している ようだった
この 神龍のシャツは
特別のエネルギーに満ちていることは いいのだけれど
その分、邪気がいっぱい出る。
風は、わたしの 隙間かぜ 邪気の風
こころの なかを 通り過ぎたかぜ なのかも知れない
私のさむいのは ふところだけでは なかった。
というわけ