「徳」と「得」

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ある仕事を お願いした修練者Xさんに

「報酬を支払おう」 という話になりました。

仕事を依頼して 結果的に 成し遂げてくださったのだから

「報酬」は 当たり前のことです。

日之本では、

受け取ることを 恐縮される方が多いのですが、

説得して なんとか受け取って いただくことも多々あります。

このXさんの場合には 「どのようにしましょうか?」と

私が カメ仙人に お尋ねしましたら

カメ仙人は めずらしく 即答されずに しばらく考えてから 

「このXさんの場合には、

(報酬)を渡さないことが、徳になるし 得にもなる」 

答えられたのです。

その通りに Xさんに お伝えしましたら


「はい その通りだと 思います。

報酬は すでに充分いただきました。」

答えられたのです。

一方では 

「力をあげたい と思うのだけれど 無報酬で 頑張ってくれませんか?」

と カメ仙人からの伝言を お伝えしたVさんは 

「仕事で さんざん 忙しい目に遭っているのに

これ以上 邪気を受け取る仕事は 嫌です。」

と きっぱりsrc="http://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/176.gif" と 断わられました。

さまざまな 考え方や 生き方がありますね。


私は 思います。

神様は このようにして われわれから「欲」をはぎ取って

何もかも 手放すように 何も欲しがらないように

導いておられるような気がしています。


そして、

大事な 自分の天命に気がつき 天命に従って生きるように

導き諭されているような 気がしています。


「報酬」の意味の深さを 理解するためにも

修練を 頑張るしかありませんね。


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Posted by hosokawa