念には念

大寒講座には

各地から　修練者が集まってくださいました

お土産は　頂かない決まりですし

もちろん、要求することなどありませんし

欲しがる　気持ちも無いのです。

けれど、私はカステラが好きです。

カステラを一切れ　食べたいな！　と

思いました。

それも　あのメーカーの　あの地方の

おいしい「カステラ」が　食べたい！

届かないかな！

届くと良いな！

と　願って念じていたのです。

食いしん坊の　私のことですから

この気持ちは　きっと　強く

念には　念を入れていたのだと思います。

その結果　

念じたとおり

大寒講座に　カステラが届きました。

「お土産は禁止」と　聞いていましたが

どうしても　どうしても

持って　行かなければいけない。　

と感じたので

売店に　引き返して　買い求めました。

ご用命でしたか？　と　

笑いながら　差し出してくださいました

はい。念じていました。

念を受け取ってくださって、ありがとう。

念には　念を　

強く願えば　願いは叶います。

必ず！

「念」には「念」を入れて

意念する力を強くして　念ずるならば

叶うことがあることを　実感しました

昨夜のこと

ほうれん草を食べていて　奥歯が欠けてしまいました。

今朝、念を込めて　

午前中に　診察してもらえるように　

歯医者に電話をしましたら　

11時半頃でどうでしょうか？　とのこと

「判りました」　と電話を切りました

けれど、この時間では

会議の時間に間に合いません。

もう一度、電話がかかってくるように

もう少し、早い時間に！　と念を送りました

「10時半頃では　いかがでしょう？」　と

再度、丁寧に　電話をくださいました。

ラッキー！　と　思って喜んでいましたら

その後　再び、今すぐに来れますか？　との

電話をくださったのです。

大至急で　身繕いをして　出かけていきました

念には　念を入れて

「意念」してみるものですね

自宅の近くのスーパーに　

ミスタードーナッツのお店があります

このお店のコーヒーは、とってもおいしいのです。

それに、比較的空いているので　いつも

新しく　いれ直してくださいます。

他の紅茶も　ミルクティも　とってもおいしいし

ドーナツも　なんだか他の店で買うよりも　

しっとりしていて　おいしい感じがします

同じ店舗は、高山の別のスーパーにもあります。

たぶん、同じレシピだし　同じ材料です。

けれど　おいしさが違うのは　

この店の「場」と「人」の問題だと思うのです。

特に、このお店の店長さんは、

レジでお金をやりとりする短い時間でも

いい人だな　と　思ってしまう方です。

なんとなくの印象ですけれど。

おいしく出来上がりますように！

と願って作ると　結果が違います。

コーヒーだけでは無く

すべてのことに　念には念を入れると

結果は　必ず　良いはずです。

結果が　うまくいかない時は

念じる力が弱いからかも知れません。

おいしいコーヒーを　飲みたいものです。

私は　錬功会を担当していて

修練者が、黙念しているときに、

その黙念している　「念訣」が聞こえるときと

全く聞こえないとき　とがあります。

その黙念は　本当に耳で聞こえるというよりは

もちろん「感覚的」なものです

ある修練者の　「念訣」は　12字真言はもちろんのこと

きっぱりとした　確信に満ちた　思いが込められていました。

しっかり頑張ろう　

手の関節は　頑張って大きく動かそう

労宮から　内臓にエネルギーを届けて元気になろう

などなど、

修練への願いが　聞こえてくるような念訣でした。

ご本人に　聞いてみますと　

私は　修練で　ようやく命をつないでいるので

本当に　一生懸命に　頑張らないといけないのです。

とおっしゃいます。

この発言は、　本来は　どなたにでも

当てはまる言葉だと　思います。

だれもが、自分の命の長さなど

判らないのですから

念には　念を入れて　修練をする。

思いを込めて　言霊を大事にして　念訣をする

この念入りな　念訣をすることが

きわめて　大事なのです。

修練の質を決定するものです。

ただ、長い時間時間を修練すれば　良いのでは無く

形式的に　修練を継続すれば　良いのでもありません。

黙念であっても

体中に　念訣が響き渡っているような　念訣こそ

毎日の　修練の基本です。

頑張りましょ！　修練

念訣がうまく　出来なければ　

声を出して　声念して修練すること　お勧めします。