私が 入門した頃の 随分昔の出来事です。
当時、肺がんを患い 片肺の2分の1を 手術で切除した
先輩修練者が おられました。
増田先生が 何度も 何度も
「修練時間を増やしてください」 と 懸命に
指導されていた時に
私に 先輩修練者が ふと おっしゃった言葉が
未だに 忘れられません。
私は、ただ 癌を治して 欲しいだけなんですよ
なのに、修練をしなさい! と言われてもねぇ~
それも 一日中修練しなさい! なんて
私は癌なのに … とんでもないでしょうぅ~
貫頂をして 治して欲しいだけ なんですけれど…
と おっしゃったのです。
当時の私は
無形の エネルギーの存在のこと
気のエネルギーのこと 気功の修練のことなど
始めたばかりで 何も判っていなかったのですが
「修練をすれば癌は 治るんだろうか?」 と
訝ったのを 覚えています。
そして、入門講座を受講して
進度を進めて 講座を受講していくにつれて
修練をがんばってみよう。
医療をやめて 病気と戦うのも止めよう!
と 決心しました。
私自身も 子宮癌で 手術を受けた後だったからです。
修練をしても 癌は治らないかも知れない。
けれども 修練をしてみる 価値はありそうだから
懸命に 修練をして
それでダメだったら 医療でもダメだろうから
あきらめよう!
そう強く思ったのです。
先日のこと 増田先生は おっしゃっいました。
「1日 6時間の修練を頑張っています」 と
胸を張っておっしゃった 修練者のAさんに
「1日は8時間 修練は仕事だと
思って もっと やってください」 と
1日 8時間の修練には 覚悟が要ります。
けれど やってみる価値はありそうです。