不定愁訴 は 心の病か?
ご相談が ありました。
Cさんは、50歳代後半
突然、足が激しく動いて 止まらなくなった。
のだそうです。
ところが、実際には 足は動いていないので
「錯覚」 「思い違い」 「不定愁訴」
それで、数知れずの 病院に
さんざん 通ってみたけれど、
「心の病」 と 診断されて
精神安定剤 と
睡眠薬と
症状を沈めるための
抗けいれん剤を
手のひらいっぱいに 飲んでいるそうです。
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それで、
日之本元極へ 来られたので、
内視をして くわしく観てみました。
脳梗塞が そもそもの原因でしょう。
脳の一部分が働いていないので
脳が、錯覚して 働きすぎている
「現象」だと 思います。
ですから
経絡を とおす 修練を繰り返して
医学的には 解明できない程の
脳の 小さな 梗塞を
改善していけば、
少しずつ 病状が 収まっていくと
思います。
と
伝えました。
当の ご本人は、すごく納得してくださったのです。
まさしく 「わが意を得たり」 とばかりに 納得して
喜んでくださったものの
ご家族は 落胆して おっしゃいました。
「ようやく 穏やかに 落ち着いてきたんです。」
「ようやく 今の症状と 折り合いをつけて 過ごせるようになってきたんです。」
「今までの苦労の時間を
根底から、ひっくり返すような…
そういうことを 今更 言われても…」
「私たち 家族の身にも なってください。」
「私たちは、少し 改善して 楽にしてあげたいのです。」
と
真実は 時には 残酷に 響くこともあるんですね。
それでも
真実の道を 選んでくださっていれば
今頃は 見違えるほどに お元気だっただろうに
と
ふと 思い出した 数年前の 事例でした。