身体を観ると いうこと 気の流れ
心臓が悪くて 自宅に寝たきりの 方を訪問した。
心臓の働きが 悪い。
気の流れを じっと観ていると
その方の 気の流れるようすが
分かってくる。
流れていない 気の流れを 感じながら
心臓の働きを 見つめると
不整脈が 私に出る。
それでも 見つめ続けると
私の 手足が、冷たくなり
かじかんで 動かなくなる
私の 肺への循環も 悪くなって 咳が出る。
この 満身創痍の苦しさに いつもいつも 耐えて
じっと、 天井を見つめて いるのかと思うと
涙がこぼれる。
「情」に流されていては 前に進めないから
涙を こっそりと 隠れて ぬぐう。
