腎臓の病気「水腎症」5
遠隔施術を依頼された「水腎症」の方について
遠隔で その方の体の様子を観察しながら
カメ仙人に 伺いました。
「どうして、尿管に生理的な狭窄などが そもそも あるのでしょう?」
「どうして、腎臓で造った尿を 長い尿管を通して
膀胱に届ける仕組みを 神様は創られたのでしょうか?」
そうお尋ねしたのです。
すると、カメ仙人が 答えてくださったことは
「すぐさま 膀胱に送ってはいけない 訳があるんだと思います。」
「たとえば、
尿が勢いよく 腎臓から流れ出てしまうと
エネルギーも 一緒に流れ出てしまうのかも知れない。
そういうことがないように、ゆっくりと 逆流しないような
狭窄を創って、膀胱に送る必要が あるのかも知れない。」
「人の体の形状を 物質的なことだけで考えると 間違いやすいのです。
無形のエネルギーの存在を一緒に考慮しないと いけないのでしょう。」
と 教えてくださいました。
そう考えると 合点がいくこともありました。
この方は とてもエネルギーが枯渇しています。
たぶん、肺から気のエネルギーが 漏れているのだと思いますが
実際に気胸が 肉体上で起こっているわけではありません。
胸から気が漏れているので 腎臓は必死になって
エネルギーを貯めておきたくて 尿をも排泄したくないと
頑張っているのかも知れない。
しかし、その頑張りには限界があって 脳はパニック状態に陥り
腎盂から尿管移行部の 形まで変形してしまったのかも知れません。
先天的な 奇形(形状の異常)は、
お母さんのお腹の中で 精一杯 命をつなぎ止めようとして
発生した異常なのかも知れません。
すべては私の 推測の域を出ませんが
有形の肉体のみならず、無形の肉体の存在を同時に考えなければ
本当の 回復には至らないのではないかな と強く感じました。
人の体は、
自然の中で生かされて 生み出されているので
それぞれの形状には すべて 深い意味があるのだと つくづく思いました。