神が 降ろす言葉
ちょうど 母親が 風邪をひいて 熱を出していた頃
「午前中に 心臓麻痺で 死にます。」 と
突然 声が聞こえました。
朝方の 四時頃 眠っているのに 聞こえた言葉でしたし
二度も 三度も はっきりと聞こえたので
もう、一目散に 急いで
母親の元に 駆けつけてみたのです。
当の母親は のんきなもので
「あら?早起きやなぁ ~~」 と 布団の中です。
風邪気味でしたが、心臓麻痺を起こす様子もなく
元気な様子でした。
な~んだ
「神様の嘘かぁ」 と 思ったのです。
けれど、先日 金正日が 朝、亡くなった。
と ニュースで聞きました。
「そういえば 神様は 母親が死ぬとは 言わなかったなぁ」
「今日のことだとも 言わなかったし… 」 と 思い出しました。
それにしても
人騒がせな 神の声です。
こうして、嘘か 本当か
未来か 過去か 分からない 予言に
いつも 右往左往しています。