「外反母趾」と「脾臓」と「胃の痛み」2
先日、はじめてお目にかかった Aさんには
胃のあたりに 鈍い痛みを感じていました。
しかし、
その痛みは それほどではないけれど
右足の第1指の第二関節の痛みの方が
歩くのもつらいほど 深刻なのです。
と おっしゃいました。
そのため
右足の 第1指の第二関節あたりから
かめ爺先生からいただいた「貫頂」の力で
エネルギーを注ぎ入れてみると
なんと! 咳が 突然出始めたのです。
この様子を オムライスさんに話すと
それは、足の太陰脾経を通じて
脾臓から のどに通じたからでしょうね!
と 説明してくれました。
ということは
足の第1指の痛みは、脾臓の調子の悪さからくる
邪気の掃き出し かも知れないし
経脈が詰まった 結果かもしれない。
いずれにしても
修練をきちんとすれば、脾臓や胃の調子も 改善して
この足の指の関節痛も 「必ず改善」するだろうと思います。
「必ず改善する」は 嘘では、ありませんが
修練をすれば… という前提です。
修練は とても簡単ですが、
簡単で 単純なことを 継続することは
難しいことではあります。
でも 医療機関では治らなかった 痛みを治すために
修練をしてみる 価値はあると 思います。
修練しませんか?
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足の太陰脾経
足の陽明胃経の流れを受けて、足の第1指の爪の角の内側から起こり、下腿の内側に触れる脛骨という骨の際を上って、内腿をとおり、腹部では正中線(臍のライン)の外側4寸(乳頭のライン)を上がり内部で脾と胃につながる。
その後、側胸部のツボで終わるが、支脈が食道をはさみ、舌の根元まで行っている。
経脈の流れる方向は下から上ということになる。