リオのオリンピックの映像をみていると
タトゥーを いたるところに入れている 選手を見かけます。
文化の違いと言ってしまえば それだけなのですが
タトゥーは、皮膚に傷をつけて 墨を入れ込む作業ですから
やはり、皮膚にダメージがあります。
有形の肉体に 傷をつけると
無形の体にも 大きな影響が出ます
それを教えてくださったのは ある修練者でした。
背中一面に 刺青を入れていた 修練者のYさんは
修練をすると 元気になるので
頑張って 修練を継続しておられました。
ある時 ご本人から こんな相談がありました。
修練をすると 元気にはなるのだけれど
同時に 背中一面が どうにも耐えられないくらい
痛むんです。 結構な痛みですが… どうしてですか?
という ご質問をいただきました
私が 修練者のYさんの
背中の様子を 感じてみますと
肩から お尻の下のあたりまで
背中 一面に 気の滞りを感じました
そのことを 告げると Yさんから
背中に 刺青があることをつげられました。
これは 刺青のために、背中の気の流れが
ズタズタに 切断されていて
気が流れない状態を現していました。
修練をすると
その効力によって 気の滞りを解消して
気の流れる通り道(経脈)を 創ろうという働きが
が背中に届きます。
経脈を創ろうとするための痛みが 好転反応なのです。
さまざまな 理由や 文化の違いによって
考え方の異なる「刺青」ですが、
気の流れを 切断してしまい
健康には 大きな悪影響があることがわかりました。