アトピーアトピー, 気功, 皮膚炎, 胎息

「こんにちは。」と 声をかけてくれた

青年がいました。


私には 見覚えがありません。

「えぇ~?誰だったかなぁ~」 と 不思議そうに

顔を覗き込んでいたら


「随分 きれいになったでしょ!」 と言って笑っていました。

日之本に、若い男性が来ることは 少ないので

「あの時の アトピーの青年だぁ~」 と思い出しました。


「まぁ~ 本当にきれいになったよねぇ~」 

「まったく わからなかったよ。」

「どうして? そんなにきれいになったの?」 と

聞きますと


「そりゃ~ 胎息のおかげですよ。」

「あれ!なかなか 良かったですよ。」

「そのまま 寝てしまってもいい!って すごい楽でした」

と 今までには 観たこともない はじけそうな笑顔で

楽しそうに話してくれました。


私は、「良かったねぇ」 と 何度も同じ言葉を繰り返しながら

胎息を講座を受講した当時の 彼の様子を思い出していました。


うつむいて、

髪の毛を 顔にかけて 

ひたすら顔を 隠して 

暗い顔を さらにひきつらせて 

いたことを


その時の 彼の心は、


様々な治療法を受けても

民間療法の数々を試しても

何をやっても 無駄だったし


医師からは 重症のアトピーですと

診断された自分の 症状が

「こんな 気功法で よくなるわけはない」


という疑いの気持ちが 彼を支配していました


つづく