母親は、8人兄弟の長女として誕生しました。
兄弟の世話を 嫌というほどしてきた。
というのが口癖でした。
長女なので、下の兄弟たちが
着れる服を 親から与えられたので
「赤い服」を これまでに着たことが無かった。
「着させてもらえなかった」 という
恨みのような 悔いが残っていました。
それでは、この「赤い服」はいかがでしょう? と
私が買ってきて 着させようとすると
「年寄りは目立ってはいけません」
「こんな 派手な色を着たら 笑われます」
「派手やから あかん あかん」
と 頑固に 断り続けるのです
ところが
人格統合調和法を 受けた頃からか?
口癖に大きな変化が 起こりました。
「年寄りは 暗い顔をしているから
きれいな色の服を 着ないといけません。」
「若い人は 地味な色がよく似合うけれど
年寄りは、明るくてきれいな色の服を着ないとあかんわぁ~」
と 下着や靴下に至るまで
真っ赤や 明るい色彩を 好むように変わってきました。
その昔 幼い頃の
「赤い服が着たかった」 という思いが
達成されて 解消したからでしょうか?
「きれいな色やねぇ~ ありがとう」
「新しい服」が着れるなんて幸せです。 と
かわいらしい言葉が 口癖になりました。
元気に老いて さらに 可愛いがられる
「年寄りになる」
当たり前のようで、なかなか難しいものですね。
その達成のために
毎日の修練を がんばりましょう。
修練をすれば 叶います