奈良県 郡山市 松尾寺

神社、仏閣

神様に、呼ばれて 由緒ある寺 松尾寺に出かけました。

松尾寺は、養老二年(718年) 天武天皇の皇子舎人(とねり)親王が、
勅命によって日本書紀を編集の時、42歳の厄歳でありましたので、
日本書紀の無事完成 と 厄除の願いをかけて建立された 日本最古の厄除霊場です。

と ご由緒書にあります。

この松尾寺のご由緒書は、お寺の門をくぐると
 「ご自由にお持ちください」 と 書かれた箱に入っていました。
これは、とっても 珍しいことです。

ほとんどの神社や寺社には、ご由緒書はありますが、表には出されていません。
おみくじ、お札、お守り、絵馬、線香やろうそく の類などは、目立つように 棚にはありますが、

ご由緒書は 表に出していないことが ほとんどです。
中には、立派に写真集をつくって 有料で販売しているところもあります。

「ご由緒書きをいただけますか?」 と声をかけると
ようやく 「何部必要ですか?」 と問い返されて 
棚の下から 部屋の奥から ようやく 出していただけるモノなんです。

ほとんどは、無料ですが、「どなたでもご自由にどうぞ」 というのは 初めてのことでした。

この松尾寺の境内に 松尾神社が あります。
寺の中に 神社があるビックリマーク

神社と寺との 棲み分けは どのように しておられるのかな
そういう、疑問を持って

「松尾神社はどこにありますか」 と 
黒い作務衣に身を包んだ僧侶に 尋ねたのです。

すると

僧侶は、「神は 宇宙なんですよ。」 という 説明を始めてくださいました。

万物に 神が宿るという宗教観が 昔から日本にはありました。
昔は、坊主が、一人で 祝詞をあげて お経を上げていたんです。 

と 僧侶の説明は続きました。

babatanukiのブログ-日之本元極気功教室 松尾寺